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その他のペレットの場合

ペレットには、プラスチック樹脂ペレットや木質ペレットのほかに、角ペレットや飼料ペレットなどがあります。ここでは、その他のペレットとして、角ペレットや飼料ペレットなどの木材以外の廃材を原料とするペレットの特徴と用途、メリットデメリットについて紹介しています。

その他のペレットの特徴

その他のペレットとしては、角ペレットや飼料ペレットが代表的なものです。

角ペレットは、シート成型時に発生する耳や端材などのロス品を3~4㎜の立方体の形にカットしたもののことを指します。リターン工程での扱いやすさが魅力で、紙袋などに充填されて保管されます。

飼料ペレットは、植物などを粉砕し、加圧成型して粒状にしたもののことを指します。原料として使われる植物は、イネ科のチモシーやマメ科のアルファルファなどが挙げられます。加圧成型するため、飼料としての効率が良くなります。

角ペレットや飼料ペレットの他にも、コーヒーの粉を使ったペレットや炭を使ったペレットが作られることもあります。

その他のペレットの用途

角ペレットは、シートの耳や端材など、本来であれば廃棄する部分を、もう一度原料として使うために利用されています。立方体の形状にカットしてあることで、リターン工程での扱いやすさが向上します。また、インラインでそのまま処理することも可能です。

飼料ペレットは、ペットのエサや釣りの餌として利用されています。飼料ペレットそのものをエサとして食べさせることもありますが、配合飼料の原料として利用することも可能です。

その他のペレットのメリットデメリット

その他のペレットのメリットとして共通していることは、本来であれば廃棄するはずだったものを再利用できるという点です。ロスの削減につながり、環境に優しいと言えるでしょう。一方で、デメリットとしては、ペレットを作るためにはペレタイザーと呼ばれる機械が必要となり、導入コストがかかってしまうという点が挙げられます。

ペレットを購入して利用する場合には、コストは抑えられるようですが、自身でペレットを生産したいと考えている場合には、コストパフォーマンスを考慮する必要があるでしょう。

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