技研工機では、樹脂原料ペレットの製造装置であるペレタイザー「ストランドカッター」の設計・製造をはじめ、各種産業機械用精密部品の加工と製造を手掛けています。「GKK(=技研工機株式会社)に作れないものはない」という気概を持ち、また、「GKKにしか作れないものを作る」というコンセプトで、同社にしか作れない形状、精度、仕上がり、アイディアを追求。いいものを作りたい、優れたものを世に送り出したいという企業マインド「GKKイズム」のもと、顧客の要求精度、仕上がり、品質を上回ることを目指してチャレンジを重ねています。
技研工機が製造・販売するペレタイザーは、樹脂原料ペレットの製造に特化したストランドカット方式。同社のストランドカッターには、5つの特徴があります。1)環境に配慮した低騒音設計、2)加工する樹脂の特性に合わせたナイフ、3)回転部、摺動部、本体に高い剛性を持たせた低振動設計、4)人間工学に基づいた操作性、運転性、安全性、5)カッターユニットが全開になり、カッターや引き取りロールの交換、清掃に優れるメンテナンス性の高さ。
同社のペレタイザーは、引取ロールが片駆動タイプのSシリーズ2機種と、両駆動タイプのWシリーズ2機種のラインナップです。また、ストランドカッターの性能をより引き出すためのストランドバス&吸引式エアーワイパー、振動篩(ふるい)などの周辺機器、回転刃、固定刃、フィードロールなどの補機や補用部品を展開しています。

研究用途に適した低価格のストランドカッターです。回転刃と下ロールを片持ち、上ロールを連れ回りにすることで、コンパクト化をはかりました。SCEタイプはモーターと回転刃を直結させることで、さらに価格を抑えたモデルです。

SBシリーズは、引取ロールが片駆動になったストランドカッター。軟素材の樹脂のカッティング用途に特化して、価格を抑えるように設計されたモデルです。本シリーズは、清掃などのメンテナンスが容易になるように設計されています。

引取ロールが両駆動になったストランドカッター。硬くて引き取りが難しいストランドにも対応可能です。駆動ギアに特殊樹脂を採用することで無潤滑を実現し、減速機を省略しました。その結果、駆動部のメンテナンス頻度が低くなり、工数削減やコストダウンにつながりました。

引取ロールが両駆動になったストランドカッター。上下フィードロールの駆動を、減速機を介して行う仕様です。減速機にはオイルバス方式を採用。焼入鋼に歯面研磨をほどこしたギアは、高い耐久性を持っています。シリーズの中には、ベルトを緩めなくても回転刃の交換が可能なタイプも設定されています。
ペレタイザーは、方式別や目的別に分類することができます。各方式のメリットデメリットを理解したうえで、目的に合わせたペレタイザーを選ぶことが重要です。
技研工機の公式サイトには、導入事例の紹介がありませんでした。
| 会社名 | 技研工機株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | 精密機械部品および工業用刃物製作 機械設計・製作 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 本社所在地 | 愛媛県四国中央市金生町下分798-1 |
| 電話番号 | (代表)0896-56-4535 |
| URL | http://www.giken-kohki.co.jp/ |