近畿工業は「砕く・剪る・選ぶ」をコア技術と位置付けており、破砕機や選別機をはじめとした多種多様なリサイクル関連機器を製造しています。同社が手掛けているリサイクル・プラントには、焼却灰セメント原料化前処理プラント、家電リサイクル・プラント、災害廃棄物処理プラント、廃プラスチック燃料化プラント、木質チップ製造プラント、RPF製造プラントなどがあり、全国の粗大ゴミ処理施設への納品実績も多数持っています。
近畿工業では、リングダイ式ペレタイザーR.SHAPERとフラットダイ式ペレタイザーF.SHAPERの2機種を製造しています。いずれのペレタイザーもプラスチック、木材、紙その他の原料に対応しており、RPF固形燃料、木質ペレット、飼料、肥料などの製造が可能です。ペレタイザーの構造上、少量の原材料を処理する場合にはフラットダイ式の方が適しています。同社の場合も、リングダイ式の処理能力は300〜2,500kg/h、フラットダイ式は100〜1,500kg/hとなっています。

F.SHAPERは、フラットダイ式のペレタイザー。製造能力が100~250kg/hのKPL-F250から800~1,500kg/hのKPL-F1500まで、4機種がラインナップされています。RPF固形燃料、木質ペレット、飼料ペレット、肥料ペレットなどの処理することが可能。近畿工業は、前処理施設を含むペレット製造の全工程の構築に対応しています。

R.SHAPERは、各種ペレットの大量処理に適したリングダイ式のペレタイザー。処理能力の違いにより、300~500kg/hのKPL-R600から1,500~2,500kg/hのKPL-R900まで3機種がラインナップされています。プラスチック、木材、紙などの原料に対応。RPF固形燃料、木質ペレット、飼料ペレット、肥料ペレットを効率的に製造できます。
ペレタイザーは、方式別や目的別に分類することができます。各方式のメリットデメリットを理解したうえで、目的に合わせたペレタイザーを選ぶことが重要です。
近畿工業の公式サイトには、導入事例の紹介がありませんでした。
| 会社名 | 近畿工業株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 | 破砕機や選別機をはじめとした各種リサイクル関連機器の製造 |
| 資本金 | 6,500万円 |
| 本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区栄町通4-2-18 |
| 電話番号 | (代表)078-351-0770 |
| URL | https://www.kinkikogyo.co.jp/ |