三力製作所は、粉砕機および破砕機の専門メーカー。同社の主力製品である「三力式粉砕機」は、リサイクル用プラスチックをはじめ、プラスチック原料、タイヤチップ、木材、基盤、非鉄金属などに幅広く対応。この粉砕機は堅牢な造りになっており、適切なメンテナンスを行うことで、耐用年数は20〜30年にもなります。
粉砕機は大きく3種類。お茶や鰹節、繊維、樹脂などの微粉砕に適した小型粉砕機。繊維・ゴム・基盤・廃プラ・非鉄金属・電線・樹脂・医療廃棄物などの中砕等に適した中型粉砕機。廃プラ・建築廃材・マット・電線・フレコンバッグ・ブラウン管などの粗砕等に適した大型破砕機となります。
また、粉砕物をブロワーで吸引してサイクロンで回収できるシステム「エアー製造装置」や、さまざまな樹脂やゴム、ウレタン、段ボール、不織布でできたシート材のカッティングに対応する角ペレタイザーなども、製造しています。
三力製作所が手掛けるのは、シート材を縦横にカットする角ペレタイザーです。造粒タイプのペレタイザーは、扱っていません。シート状のゴムやウレタン、段ボール、不織布、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニルなどを、3mm~50mm角にカットするもので、シュレッダーとしても使用可能。同社の角ペレタイザーは、対応幅と裁断能力の異なる2機種がラインナップされていますが、2機種以外のサイズやスピードの製品も製作可能です(現在は生産調整中のため、メンテナンスのみの対応となっています)。
SGP-800は、800mm幅のシート材を正方形にカットする角ペレタイザーです。処理能力は1分間あたり13m。カットサイズは20mm×20mmとなります。角ペレタイザーには、粉砕機と比較して粉塵の発生が少なく、マテリアルのハンドリングが容易になるという特徴があります。
SGP-350は、350mm幅のシート材を正方形にカットする角ペレタイザーです。処理能力は1分間あたり6m。カットサイズは5mm×5mmとなります。SGP-800、SGP-350以外のサイズ、スピードの角ペレタイザーの製作も可能です(現在は製造調整中で、メンテナンスのみ対応)。
ペレタイザーは、方式別や目的別に分類することができます。各方式のメリットデメリットを理解したうえで、目的に合わせたペレタイザーを選ぶことが重要です。
三力製作所の公式サイトには、導入事例の紹介がありませんでした。
| 会社名 | 株式会社三力製作所 |
|---|---|
| 事業内容 | 粉砕機および破砕機の製造 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 本社所在地 | 大阪府東大阪市新町14-3 |
| 電話番号 | (代表)072-984-7347 |
| URL | http://www.san-riki.co.jp/ |