大達精工場は、70年以上の歴史を持つ粉砕機・破砕機メーカー。同社の粉砕処理技術は、プラスチックの再原料化(マテリアルリサイクル)、ゴム(加硫・未加硫ゴム)のカット、木材、生薬および食品加工、また、機密情報保持を目的とした破砕処理などに活用されています。
同社の汎用型粉砕機は、射出成型(インジェクション)、ブロー成型、各種プラスチック成型、エンジニアリングプラスチック、木材、生薬、食品といったさまざまな材質に対応。また、樹脂フィルム・シート(軟質・硬質)、押出成型、樹脂パイプ、長尺物、シート耳といった使用目的を特化した専用粉砕機も手掛けています。
大達精工場では、角ペレタイザー1機種を製造しています。同社のペレタイザーは、シート成形や真空成形を行った際に発生する耳(端材)を四角形状にカットするもので、樹脂シートやゴムシートに対応しています。ロス材を角ペレットに加工すれば、一般的な粉砕機を使用した場合より粉塵の発生が抑えられ、リターン工程での扱いやすさも向上します。さらに同社の角ペレタイザーは、インラインでの運用も可能。生産ラインに組み込むことによって耳の巻取り作業を省略でき、いっそう効果的な運用が可能になります。

角ペレタイザーOHP30は、樹脂シートやゴムシートを成形した際に発生するロス材である耳(端材)を縦横にカットして角状のペレットに加工する装置です。ペレットのサイズや搬送方法は、ユーザーのニーズに合わせた仕様で製作でき、フィードスピードを調整できるため、製造ラインに組み込むことも可能。原料リターンをインラインで処理することで、端材の巻取り工程が省略できて効率化につながります。
角ペレタイザーOHP40は、樹脂シートやゴムシートを成形した際に発生するロス材である耳(端材)を縦横にカットして角状のペレットに加工する装置で、基本的な性能はOHP30と同等です。OHP30と異なる点は、出力およびサイズとなります。いずれも、ユーザーの使用環境に合わせたラインへの組み込みが可能。同社のペレタイザーは粉の発生が少なく、粒度も揃っているため、原料リターン時のハンドリングが容易になります。
ペレタイザーは、方式別や目的別に分類することができます。各方式のメリットデメリットを理解したうえで、目的に合わせたペレタイザーを選ぶことが重要です。
大達精工場の公式サイトには、導入事例の紹介がありませんでした。
| 会社名 | 株式会社大達精工場 |
|---|---|
| 事業内容 | プラスチック用各種粉砕機及び諸設計装置、各種破砕機、諸付属装置、関連機器 |
| 資本金 | 10,000,000円 |
| 本社所在地 | 大阪府東大阪市箱殿町6-11 |
| 電話番号 | (代表)072-982-2401 |
| URL | http://www.ohdate-seikojyo.co.jp/ |