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ペレタイザーの方式③水中カット

水中カット方式のペレタイザーは、冷水式ホットカット方式とは異なり、ダイスが熱せられたお湯に接していて、ストランドを直接お湯の中に押し出し水中でカットする方式のこと。ここでは水中カット方式の仕組みからメリットデメリットまでをまとめて紹介しています。

水中カットの仕組み

水中カット方式は、ダイスが熱せられたお湯に接していて、再生樹脂がダイスからお湯の中に直接押し出され、水中でカットすることからアンダーウォーターカットとも言われています。水冷式ホットカット方式に似ていますが、水中カット方式は一度も空気に触れることなくカットされる点が、水冷式ホットカット方式と大きく異なる点です。このことから、粘度の低い樹脂であってもキレイにペレタイズができます。また冷水式ホットカット方式と同じように、ペレット作業の省力化ができます。

水中カットのメリット

水中カット方式の仕組みで紹介しましたが、水中カット方式は一度も空気に触れることなくペレット加工ができることで、粘度の低い樹脂でもキレイにペレタイズができます。また、水冷式ホットカット方式と同じように、ストランドを引いたり、直したりする手間や時間を省力化することができます。さらに水中カット方式のペレタイザーは、ストランドカット方式とは異なり、多少の異物が混入していてもペレット加工ができることもメリットの1つとも言えます。

水中カットのデメリット

水中カット方式は、水冷式ホットカットと同様に、ストランドを引いたり、直したりする手間や時間は省くことができます。さらにストランド加工からペレット加工まで一度も空気に触れずに加工ができるメリットがあります。しかしその分、水中カット方式は、ストライト方式や冷水型ホットカット方式のペレタイザーより価格がかなり高くなっています。また、多少の異物が混入していてもペレット加工ができますが、定期的にダイス部分の回転刃をメンテナンスする必要があります。

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